ICTカフェ

【ICTカフェ】子どもの成果物、印刷してる?

7月24日に夏休み1回目のICTカフェを開催しました。

今回は8名の先生が参加してくれました。

まだまだこの活動が浸透していないので、これから少しずつ繋がりを増やしていきたいと思います。

今回出てきた主な話題はこちら。

タブレットで作成した子どもの成果物、印刷してる?

わたしの市では、主にベネッセの オクリンク を学習で使っています。

オクリンクは、カードに文字や図を入れて繋げることができるアプリで、

作ったものはクラスで共有することもできます。

操作が簡単で、学習のまとめや発表資料などを作ることに適しています。

タブレットで作成したものは、新聞や紙芝居といった従来の成果物と違って、

紙を使わず、場所をとりません。

一方で、教室に掲示をしたり、家に持ち帰って保護者に見せたりすることには向いていません。

そんなタブレットでの成果物を最終的にどうするかが話題にあがりました。

方法1 CP室のパソコンからログインし、印刷する。

オクリンクやTeamsなどはパソコンからもログインできます。

そこで、各校にあるCP(コンピュータ)室のパソコンからログインして、

CP室のプリンタでカラー印刷するという方法があります。

少し手間はかかりますが、一応 デジタル → 紙 に変換可能ですね。

方法2 そのままで見せ合う・持ち帰る。

友達同士で成果物を見合うことは、印刷をしなくても可能です。

オクリンクなら、提出ボックスという機能があるので、そこで友達の作品を見ることができます。

また、わたしの市では現在

タブレットの常時持ち帰りが可能になっています。

お家の方に見てもらうために持ち帰るというのも一つの方法です。

せっかくデジタルで作成したものなので、デジタルのまま残すというのも

ペーパーレス化が進んでいいなと思います。

方法3 Padlet で共有する。

方法2の派生で、デジタルのまま共有する手段として、Padlet(パドレット)というアプリを使うという方法もあります。これは、わたしから提案しました。

Padletについてはまた別の記事で詳しく紹介したいと思いますが、

簡単に言うと、デジタルの掲示板アプリです。クラスで作成した掲示板に子どもたちが投稿すると、みんなの投稿を1つの画面で見ることができます。

実際の画面はこんな感じ。

友達の投稿に「いいね」をつけたり、コメントを書いたりすることもできます。

カフェで他校の先生に紹介し、実際に触ってもらいましたが、

「これはいい!」「便利」と好評でした。

教室に掲示こそできませんが、新しい共有の仕方として広めていきたいです。

もちろん、他のことにもいろいろ使えて超便利なアプリです。

まとめ 今あるものを上手に使う。

印刷に限らずですが、ICT活用を進めていく上で

 あれがほしい

 もっとこうだったら

という思いがたくさんあると思います。

今回のカフェでは、

移動式の電子黒板が学年に1つあればなぁ。

という意見も出ていました。

ICTカフェは、そんな理想を語るのも「ありあり」の場です。

ただ、特に美品に関してはすぐ手に入らないのが現状。

各校で根気強く予算要求をしていきつつ、

まずは今あるものを最大限有効活用するというのも大切です。

例えば、わたしの市では Teams が導入されていますが、

授業や職員間で使っているという声はあまり多くありません。

共同編集が可能なツールとしてせっかく導入されてても

使わなければ意味がありません。

ICTカフェも Teams で行っていますが、

使えば使うほど、可能性が無限大のアプリです。

というか、使わないと「よさ」や「なにができるのか」もわかりません。

「どう使っていいのかわからんよ〜」

「他の学校はどうしてるの?」

そういった声をキャッチし、ノウハウを提案・共有するための

ICTカフェです。

もっともっと市内の活用を「見える化」してくために

カフェでの交流を増やしていきます!

そして、このブログやTwitterを通して、

全国の先生方ともつながっていきたいと思っています。

まずはこの夏、その足がかりを作っていく!!

そんな思いを高めた夏カフェ初日でした。

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